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日向 夏生

著者:日向 夏生
あるときはソフトウェア開発会社の社長。またあるときはカメラショップの店長。
コンピュータ大好き、写真大好きのおやじでございます。
カメラの機材ネタやワンコネタ、ついでに親ばかネタと節操なく書きつづります。

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ここのところ、ちょっと連続して記事を書きすぎかなぁとは思うものの、なんだか書きたいモードに突入してしまったということで勘弁くださいませ。

本日はちょっと古い目のデジタル一眼レフではどうしても避けられない撮像素子掃除についての話題です。

新しいデジタル一眼レフですと、ほこりを自動的に振り落としてくれたり、そもそもほこりが付きづらいような素材を使うなどしてこの問題に対処しています。
そうは言っても、こういった機能がついている機種でもはっきりと目に見えるようなゴミが取れずに残ってしまうこともあり、今回紹介するような手順は知っておかないとならないかなぁと思います。

というわけでさっそくサンプルの写真を一枚紹介しておきます。



*EOS 10D
*EF28-105mm F3.5-4.5 USM
*F19
*1/90秒
*ISO-100
*105mm(168mm)

写真の右上にいかにもほこりといわんばかりの影がひとつ。もうひとつ鳥でも飛んでいるのかと思ってしまうような点が写真のやや左上部に写っていますよね。
これが撮像素子上についたほこりが写真に写りこんでしまったものとなります。

目に付くこの大きな二つ以外にも、良く見るとかなりの数のほこりが写ってたりします。

この写真と同じほこりがついたままの状態で撮影した写真をもう一枚紹介しておきましょう。



*EOS 10D
*EF28-105mm F3.5-4.5 USM
*F6.7
*1/180秒
*ISO-100
*65mm(104mm)

あれ? 右上のほこりが見えないのは絵的にしかたが無いにしても、左上の鳥みたいなゴミが写ってないのは不思議ですよね? そんなことないですか?

実はこれ、ほこりが写っていないわけではないのです。ものすご~くボケてしまって写っているのにわからないぐらいになっちゃってるというのが真相。
目を凝らして良く見てみると上の写真と同じ位置に雲にまぎれたかのようにぼやっと写っているのが確認できるはずです。

この違いは実は絞り(F値)にあります。
上の写真はF19とかなり絞った状態。ほこりが写ってないように感じる下の写真はF6.7。
難しい話はおいておいて、明るい被写体を絞って撮影すると撮像素子上についたほこりが目立つようになると覚えておいてもらえれば良いでしょう。

実は以前紹介した日蝕の写真を撮ったときからこのほこりには気がついてたのですが、絞り開放近辺で撮ることの方が圧倒的に多い私としてはほっておいてもできる写真に大差はないので掃除してなかったと言う話。(汗

てなわけで、掃除をすることにいたしましょう。

まずは、ほこりの状態を確認しておきましょう。
白い紙を一段ぐらいプラスに露出補正して絞りを一杯に絞って撮影します。
このとき手ブレはまったく関係ないので別に三脚に据えたりする必要はありません。



*EOS 10D
*EF28-105mm F3.5-4.5 USM
*F27
*4秒
*ISO-100
*105mm(168mm)

シャッタースピード4秒ですが手ブレしているようには見えないでしょう?(笑

さてと、掃除に使用するのは大型のブロワーただひとつ。
ただし、このブロワーに関しては、ある程度使い込んだものの方が良いでしょう。
安物の新品は内部に細かい粉末が入っていることがあって、この粉末を撮像素子に打ち込んでしまうことがあるのです。
そのため、レンズの掃除やらボディのほこりを飛ばすなどで十分に使い込んだものをこの撮像素子掃除に使うと良いでしょう。

私が使っているのはこんな奴です。



*EOS 10D
*EF28-105mm F3.5-4.5 USM
*F4
*1/4秒
*ISO-100
*70mm(112mm)

先ほど「大型の」と書いたとおり、小さめのブロワーでは風量が足りず、撮像素子のほこりを十分に吹き飛ばすことができないことがあります。
そんなに高いものではありませんし、ブロワーは大きめのものを買っておくのが吉だと思います。

さて、実際の掃除についてはカメラごとに操作が違うと思いますので付属のマニュアルを見てもらうことにしましょう。
たいていの場合がメニューの中に「撮像素子の清掃」と言う類の名前で項目があるはずです。
レンズをはずして、この撮像素子の清掃を実行すると、ミラーが上がった状態になってシャッター幕も開いた状態になり、撮像素子がレンズマウントの側から丸見えになります。

上が通常の状態で、下が清掃モードになっている状態です。



清掃モードになったら撮像素子を傷つけないようにブロワーでシュポシュポやってあげましょう。
ほこりの写真を見ながら撮像素子に向かって上下反対の位置にその写りこんだほこりがあることになりますので、そこらへんを重点的に狙って掃除をやると良いでしょう。
清掃モードを終了するには通常メインスイッチで一度電源を落とすことになるはずですが、これまたカメラによっては操作が違うかもしれませんのでマニュアルを確認するようにしてください。

シュポシュポが終わったら、ほこりが本当に取れたかどうかを確認しましょう。



*EOS 10D
*EF28-105mm F3.5-4.5 USM
*F27
*6秒
*ISO-100
*105mm(168mm)

若干(半段)露出が変わってしまったので厳密な比較にはなっていませんが、気になるほこりは全部取れたような感じです。
等倍の写真ですみからすみまで眺めると取れてない小さなほこりがあることに気がつきますが、先ほども書いたとおりよっぽど絞って明るい被写体を撮らない限り目立つことはほとんどありません。
今回はこれで良しとすることにいたします。

慣れてしまえば、これだけの作業をやるのに30分はかからない(10分ぐらいのような気がする)ので、風景写真などで絞った写真を撮る予定がある場合は撮りに行く前に作業してから出かけると良いのではないでしょうか。

なお、このような作業では取れないほこりがある場合は、クリーニングキットなるものが売られており、自分で作業することも可能です。
が、できればサービスセンターに持って行ってきれいにしてもらうのが良いように思います。
もちろんそのあたりはカメラのオーナーさんの考え次第ではあるのですが。

と言うわけで、なかなか梅雨明けせず、青空も空のほんの一部にしか見えない一日。
せっかくの青空を汚す撮像素子上のほこりについて書いてみました。

この記事のコメント欄は閉じておきます。
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tag : ブロワー 撮像素子 ほこり チリ 掃除 ゴミ 絞り

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